・突入口を通る
自陣(自分の司令部のある方面)から敵陣(相手の司令部のある方面)に、又は敵陣から自陣に戻る手段として突入口をつかいます。自陣と敵陣を結ぶ道に繋がってるマスが突入口です。道は二つ、自陣に突入口が二つ、敵陣に突入口が2つの合計4つがあります。
軍人将棋の種類によっては形や突入口数が違いますがその説明を省きます。
突入口から1手でもう一方の突入口に到着します。
全ての駒は突入口を通過して陣地の移動を行います。陣地を設定する布陣の際に、動くことができない地雷と軍旗は突入口に配置することが出来ません。
・ヒコーキx2の登場
いよいよ最後の駒ヒコーキの登場です。その名の通り空を飛ぶと見なされ、縦だけではありますが、好きなだけ進むことが出来ます。工兵と違い相手駒、味方駒を問わず、飛び抜けて目的地へと飛びます。味方駒の上には着陸できません。そんな高性能ヒコーキですが何故か横には飛べません。横の移動は他の駒と同じく1マスです。
ヒコーキは空を飛べる故に、自陣と敵陣を結ぶ突入口を無視できます。好きな位置から好きな位置へと飛び越えます(何度もいうようですが縦だけ)。
強さも尋常ではありません。
大将>中将>少将>ヒコーキ>タンク>大佐・・・・(略)
将官には負けますが、タンク以下の全ての駒に勝ちます。さらに地雷をも撤去します。
・まとめ
・従って、当ゲームに登場する駒は以下の通り
大将×1 中将×1 少将×1 大佐×1 中佐×1 少佐×1
大尉×2 中尉×2 少尉×2 軍旗×1 騎兵×1 スパイ×1
ヒコーキ×2 タンク×2 地雷×2 工兵×2
・当講座は以上です。
序盤で強い駒をつかって相手の機先を制するか、相手の動きをみて出方を変化させるか、戦い方は千差万別です。強い駒を先に使えば、相手の駒に幅があるため、それだけ相手の駒を読みづらくなります。しかし、やられる一方では情報を得ても、駒損のままグダグダと終わる可能性もあります。
突入口にタンクを置いて戦ってみる→相手がどう応じてくる→こう対策してみる
大佐ならばどうかと考えてみる・・・・などなど。軍人将棋は陣形で勝負が決まるわけではありません。決まるわけではありませんが、その先の戦闘をスムーズに行うために、効率的な方が良いのは火を見るよりも明らかです。奇抜な陣形は度肝を抜けますが、度肝をぬくだけでは意味がありません。
相手の陣形を盗んでみるのも上達の早道です。当ゲームでは一人でじっくり陣形を決めることが可能なので、ああでもない、こうでもないと言いながら、陣形を組んでみましょう。
対戦してみたと仮定し、タンクが来たどうする?といった先を読んだ配置が重要です。
負けてもいいんです。
勝つことに固執して、一つの場所を行ったり来たりして待つだけの戦法をとるよりは、読み合いや騙しあいを楽しんだ方が時間も気持ちも良いと思います。
それではよい軍人ライフを!!!