秋の夜長の戦術論議2・レーザー篇

レーダー視界の中央を狙う。
 基本ですが、古参と言われる人たちのなかで、最も重要視されている方法です。

敵目がけて撃ったミサイルの航跡と自艦の向きを合わせて狙う。
 一部の古参の中では不評です。ミサイル自体に誤差が内蔵されていることと、肉眼の艦の向きと飛んでいくレーザーの向きに感覚的な誤差があることがしばしばあるからです。私は近くの敵を攻撃するには効力があると考えています。

カウンターで狙う。
 自分に向かってきたレーザーの方向を見て、外れた角度分を敵に向けて撃つ方法です。上記の通り、感覚的違いの誤差が生じますが、敵が近くであれば割と当てやすい方法です。もちろん敵のレーザーが直撃しなかった時のみ有効な方法です。

自分が外したレーザーを見て誤差修正して撃つ。
 ある意味最も重要です。外れた分を修正して撃ちます。相手と真正面の撃ち合いをするときに重要です。小さく外したら小さく修正、大きく外したら大きく修正します。長くやっている人はこの修正がうまい人が多いです。この方法の欠点は、敵が自分のレーザーと垂直に近い動きをしている時などは、修正しても外して、ドつぼにはまることです。

艦の方角の数字で狙う。
 右側のパネルには船の方角が表示されています。最も確実な情報です。例えば自分からみて完全に12時の方向に敵がいるときなどは利用しやすい方法です。

肉眼で見える範囲に敵がいるときに艦の向きで狙う。
 あまり勧められない方法です。肉眼であわせたつもりでも、視界を見ると中央からはずれていることが多いです。この方法である程度まで方向を決めたら、視界の中央を狙う方法にするか、ミサイルを撃って向きを合わせるかどちらかにするべきです。

-大越中-