レーダー
よく聞かれます。「レーダーで敵味方の識別ができたらどうでしょう」と。現在では敵も味方もミドリ色です。処理が難しいとか、手を抜いている訳ではありません。ええ。手を抜いていませんよ。
実際の戦闘で最も難しいのが、敵味方の識別です。よくあるゲームではレーダーにうつった瞬間に敵とわかってしまいます。それでは背後や側面から、または敵味方入り乱れての戦いになった時でも、「停船せよ!停船しないときは敵艦と見なす!」という間もなく敵だとわかってしまいます。
二手に分かれて挟撃したが、裏をかかれて同士討ち!なんてことは、絶対にありえない訳です。そりゃ味方だとわかっていながら攻撃するなら話は別ですよ。
敵味方がわからないから、出てきた方向で各艦が考え行動する。戦闘の中盤や入り乱れてしまった時には確認する。という作業が必要になります。殺してしまってから味方だった!ってことも多々あります。敵味方はわからないほうが難しいしスリリングです。
敵味方がわからないのを楽しむ(?)為に、敵も味方もミドリ色なんです。
チャット。
よく聞かれます。「味方は味方でチャットできた方が面白いと思うんですがどうでしょう」と。現在では敵も味方も関係なく乗艦の白い範囲内に届きます。処理が難しいとか、手を抜いている訳ではありません。ええ。手を抜いていませんよ。
これも上で説明したレーダーと似たような理由からです。味方だけに送れる電波があるなら、レーダーで敵味方の認識ができないのが無意味になってしまいます。遠くに迂回してる味方に電波が届くのもどうかなぁと思いますし、迂回している部隊の様子がわからないから面白いんだと思います。
近くの時は味方はもちろん、敵にも情報が届きます。それもまた面白いんじゃないかとおもいます。もっともそんなに緊迫した状態では「チャットなんてみていられない」状態だとおもいますが。
ちなみに死んだ人のチャットは生きている人には届きません。
作者メモ[1] レーダー&チャット
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