- 軍人将棋とは ・・・・・・・・・・
-  芥川龍之介の小説「少年」では、「こうぐんしょうぎ」の名称で呼んでいます。軍人将棋は兵種と階級によって命名された駒を使用します。将棋と大幅にちがう特徴としては、駒を裏返して遊ぶということでしょう。相手の駒が見えないために、自分のやられた駒で相手の駒を「予想する」ゲームです。時代的に内容も多少異なり、盤や兵種、駒の数など製作元によって違いますが、方法的には実に似ているといえます。
- ゲームの説明 ・・・・・・・・・・
- 相手の駒の動き、倒された駒の強さから、相手の駒を推理し、
 駒を避けたり、倒したりして、総司令部を占領するゲームです。
- ゲームの勝敗 ・・・・・・・・・・
 ■勝利条件
- 相手の総司令部を占領、若しくは相手の動かせる駒を全滅させる。
 相手が「降伏ボタン」を押して降伏した場合。
 和睦を申し込み駒の相殺や勝ち負けがなく30手経過した場合。
-   ■敗北
- 自軍の総司令部が占領される。若しくは動ける駒が無くなった場合。
 自ら「降伏ボタン」を押すことによって敗北を認めることが出来る。
 和睦を拒否し、駒の相殺や勝ち負けが無く30手経過した場合。
 コンピュータ戦では、大将から少将、大佐から少佐の六枚、
 すなわち総司令部を占領できる駒をすべて喪失した時にも敗北する。