通信軍人将棋・評価を考える

 評価の間違った情報が巷にあふれていますので、評価について攻略しましょう。いわずとも評価は軍人将棋をプレイしたユーザーを数値で表したものです。さて何を数値化したものが評価であるかは後に譲るとして、評価が高い=強さであるかを考えて見ましょう。

 よく聞きますね。評価やランクが高くてもイマイチ強いと思えないし、私の強さもこの程度の評価ではないから、評価はユーザーの強さの指針として適当ではない。ふむふむ。確かに言わんとするところは理解できます。そう思いたい気持ちもわかります。しかし、評価がどうやって決定されるのか、しっかりと理解できれば自ずと答えがでてくるでしょう。

 ユーザーの評価は、対戦後の「獲得武勲」で決まります。全く適当な数値ではありません。戦闘後の獲得武勲は、「戦闘勲功」「残存兵力」及び「特典」の三つのポイントの合計が獲得武勲として、ユーザーの評価となります。単純に考えれば、現在の評価が300で、獲得武勲が500だった場合、2戦で800の勲功として、ユーザーの評価は400として表示されます。戦闘後の獲得武勲が高ければ、評価は単純に上るわけです。

 しかしながら、評価700の相手から獲得武勲を800取るのと、評価400の相手から獲得武勲を800取るのでは、同じ800の武勲でも難しさは違います。当然評価700の相手から800の武勲を取る方が難しいからです。詳しくは書けませんが、難しさも考慮して、相手の評価を基準とした獲得武勲が、ユーザーの評価の上下に影響します。どんな相手からでも高い武勲を獲得できれば評価は上るのは当然と言えるでしょう。

 自分が強いと思っていても獲得武勲が低ければ当然評価は低い儘です。逆に言えば弱くても獲得武勲が高ければ評価は高くなります。評価によって自分の強さが決まるわけではありませんが、獲得武勲が高い戦い方をしているという一つのステータスになるわけです。低いのを嘆くなら、自分の戦い方を変えるしかありません。

 そうなってくると大きな問題がありますよね。獲得武勲が高い=強いかどうかです。獲得武勲がどうやって決定されるか説明しましょう。獲得武勲のおおきな一つ「戦闘勲功」は積み上げ式です。戦い方によって上昇します。ギリギリで勝てた方が高い勲功を得ることが出来ます。大将で尉官をバサバサ切るより、少佐で倒した方が高い訳です。当然ですよね。大将で駒を倒すのと、少佐で倒すのでは確率が違います。